トム・ハンクス主演映画「オットーという男」は原作が小説らしいのですが、どんな小説なのでしょうか?
あらすじや公開日も合わせてまとめてみました。
今回は「オットーという男」について
■ 原作のベストセラー小説について、小説のレビュー。
■あらすじ、内容は?(ネタバレなし、予告より)、映画のレビュー
などをまとめてみました。
「オットーという男」原作はベストセラー小説?
原作はスウェーデンの小説で「幸せなひとりぼっち」という題名です。
世界的にベストセラーになった小説で、スウェーデンでは映画化もされています。
スウェーデン映画の「幸せなひとりぼっち」はアカデミー賞の外国語映画賞にもノミネートされました。
そのことからトム・ハンクスがこの作品に魅せられ、プロデューサーとしても今作「オットーという男」に関わっています。
スウェーデン小説の原作の作者はバックマン・フレドリック。
ストックホルム在住でライターやブロガー、コラムニストを経て小説を発表したそうです。
バックマン・フレドリックさんのその他の作品もとても評判が良く、世界中で話題の小説家です。
「オットーという男」原作、レビューは?
原作の「幸せなひとりぼっち」は小説版も映画版もアマゾンで高評価を獲得しています。
小説版レビュー
最近読んだ小説の中では一番!素晴らしい!!本当に笑って泣きました。この作家の別の本もぜひ読みたいです。
この世はなんとチャーミング♪人間は、それぞれ みんな愚かで聡明で、ひとりよがりで優しくて、間がぬけていてグッドタイミングで・・・・・。この本を読んだ私は、これからいろいろな不愉快・不幸なできごとが起こっても、しっかり立ち向かって行けそうです。世の中の多面体をキラキラ活き活き描き出してくれている、これぞ名作です。
「しあわせなひとりぼっち」映画版レビュー
とても良い作品
冒頭では頭のイカれた頑固爺さんと思った、このままストーリーが進むの?なんて見る気を失くすような気持ちを裏切り続けてラストまで楽しく鑑賞しました。素晴らしい作品です。
素晴らしいの一言
重くなりそうな要素が満載なのですが掘り下げ過ぎず、主人公の過去の理不尽な苦難も淡々と表現しているために感傷的過ぎず、コメディチックな表現を多用しているためか軽やかに観ることができる映画です。
主人公のオーヴェは気難しい頑固ジジイではあるものの他者の命を救ったり、結果的には隣人や周囲の人を助けることから本来は誠実で優しい人柄であることがわかります。
亡き妻はオーヴェには出来過ぎた妻のようではありますが、素晴らしい女性が選んだオーヴェもまた生来は素晴らしい人間だったのです。
原題は「En man som heter Ove 」オーヴェという男という意味だそうです。日本語のタイトルもそのままの方が良かったのではと思いました。
エンドロールで流れる曲をしっかり聞いてください。スウェーデン語はわからなかったので調べました。歌詞は「地球にいたよ、今は言える、それはとても素晴らしかった」という内容です。脚本、役者さんの演技、映像と感情の抑揚、そして最後の曲まで美しく素晴らしい映画でした。
「オットーという男」映画のあらすじはどんな内容?
ハリウッド版あらすじ(予告編より)
主人公は初老の男、オットー(トム・ハンクス)。
なぜかいつでも機嫌が悪いこの男。
頼まれてもいないのに近所を見回り、ルール違反の人をみつけては、あれはダメ、これはダメだと怒ってばかり・・・
挨拶をされても無視をきめこみ、野良猫にさえも八つ当たりする始末。
そんな近寄りがたいオットーだが、実はとても悲しい過去を抱えていた。
早期退職を余儀なくされ、無職になり、最愛の奥さんにも先立たれた。
自暴自棄になっていたオットーは自ら人生を終わらせようとしていた。
そんなオットーに新しい出会いが訪れる。
突然向かいに引っ越してきた家族。
家族のお母さんのマリソルは、人当たりもよく人懐こく陽気な性格で、遠慮なくオットーの生活に踏み込んでくる。
幼い娘たちの子守を半ば強制的に頼まれたり、様々なお節介を受け続けるうちに少しずつオットーの心が変化していく・・・
笑えて泣けて、最後には希望で胸が熱くなる感動作に仕上がっています。
「オットーという男」映画の公開日はいつ?
2023年03月10日(金)全国の映画館にて公開です。
「オットーという男」監督は?
監督はマーク・フォスター、「ネバーランド」「主人公は僕だった」「プーと大人になった僕」などを過去に手掛けています。
オットーという男、原作は小説?映画のあらすじ、公開日は いつ?【まとめ】
いかがでしたか?今回は2023年3月10日(金)に公開される「オットーという男」の原作について調べてまとめてみました。
小説やスウェーデン版の映画と合わせて楽しめそうですね。
公開がとても楽しみです。